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多くが謎に包まれた軽巡「神通」故ポール・アレン氏の沈船捜索チームが発見 注目ポイントを解説キャプテンながはまのマニアックすぎるシリーズ(2/2 ページ)

その多くが詳細不明という軽巡洋艦「神通」の謎が明らかになるかも。

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米海軍巡洋艦から撮影したコロンバンガラ島沖海戦の状況。日本海軍はこの海戦で神通1隻を失った代わりに、駆逐艦1隻撃沈、巡洋艦3隻撃破という戦果を挙げている(写真:Naval History and Heritage Command)

コロンバンガラ沖海戦の戦況図(「戦史叢書第083巻 南東方面海軍作戦<2>ガ島撤収まで」より抜粋)

衝突事故で付け替えた艦首部分。この事故の責任を負って当時の神通艦長が自殺したという悲しい逸話も残っている

後部は開口部となっていて内部が見える

主砲機構部に見える旋回角と仰角指示盤。川内型では簡易射撃指揮システムを導入しており、前部マスト上に設けた指揮所から統一射撃を管制できた

神通の前部マストとされている映像。神通の前部マストには見張り所だけでなく主砲の射撃指揮所まで設けた大掛かりな構造物だった

こちらは左舷側発射管。九三式魚雷は1本残っている。弾頭カバーが外れて九三式魚雷の巨大な姿がよく分かる

船体内部にある発射管本体機構。手前に旋回制止ハンドル(手前)や装気筒バルブ(奥)が見える

長浜和也

 IT記者は仮の姿で本業は船長(自称)。小型帆船を三浦半島の先っちょに係留する“一人旅”セイラー。伊豆諸島を旅するため、学連経験やクルー修行をすっとばして、いきなり1級船舶免許を取得してヨットに乗りはじめて早20年。かつて船で使うデジタルガジェットを紹介する不定期連載も。

 →「海で使うIT」


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