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明治安田生命保険がこのほど発表した家計に関するアンケート調査結果で、世帯の貯蓄額が「ゼロ」という回答が約2割と、全体に占める割合が最多だったことが分かりました。
貯蓄額がゼロ円という回答は女性50代の31.9%が最も多く、男性60代の12.6%が最も少なかったものの、20〜70代の男女ともおおむね2割前後ありました。
全体の平均は1293万円。男性60代と70代は2000万円を超え、また男性の平均額は1444万円と、2018年から204万円の増加していました。一方で女性の平均は1142万円と、過去3年間で減少しています。
貯蓄の目的は、女性では「将来のため」「いざというとき」「子どもの教育資金」などの割合が高く、男性は「家族旅行」「趣味」「マイホーム購入」「マイカー購入」が高い傾向でした。
現在の給与に満足しているという人は16.6%と少数派。満足していない理由は「貯蓄をするお金がない(少ない)から」が44.1%と最多。「日々の生活が苦しいから」(41.2%)、「仕事量に見合わないから」(31.8%)と続いています。
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温暖な気候も関係ありそう。