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山口県防府市(ほうふし)で5月3日から5日まで、毎年恒例の「こいながし」が始まりました。大量のこいのぼりが優雅に川中を泳ぐ姿は圧巻……!
2008年からゴールデンウィークの恒例行事として行われている「佐波川こいのぼりの川流し」、通称「こいながし」は、山口県防府市の小野地域の有志や子どもたちが地域活性化を目的に行っているイベントで、開催期間中は多くの観光客が見物に訪れます。
佐波川こいのぼりの川流し実行委員会の担当者を取材したところ、こいながしが始まったのは、小野地域にもともと子どもの日を盛大に祝う文化があったことが由来していると言い、「昔は大きなこいのぼりを上げるお宅も多かったのですが、近年は少しずつそういった文化が減ってきているので、各ご家庭のこいのぼりを集めて町おこしをしようと考えたのがきっかけです」とのこと。
当初は佐波川の上(空中)にたくさんのこいのぼりを泳がせる計画だったと言いますが、川幅が広すぎてロープを張ることが困難だったことなどから、川の中を泳がせるという現在のスタイルを考案。川の透明度の高かったことも手伝って幻想的な光景を生み出すことができました。
なお現地では名物だという“鮎”をつかった「鮎めし」などの料理も堪能できるとのことなので、こいながしの見物に行った際には食べてみたいですね。
佐波川こいのぼりの川流し
実施期間 :5月3日〜5月5日
飲食店舗営業移管 : 9時〜16時
場所:山口県防府市奈美中央橋付近(小野水辺の楽校)
駐車場:あり
問い合わせ:佐波川こいのぼりの川流し実行委員会
画像提供:佐波川こいのぼりの川流し実行委員会
(Kikka)
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