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オセロを紙とペンだけで遊ぶアイデアが賢い 黒vs白を奇数vs偶数に置き換えて勝負

裏返るときに消して書き直す必要がなく、書き足すだけで済むのがいい。

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 オセロを紙とペンだけで遊ぶのはどうしたらいいか? 安直に考えると、8×8のマス目に白と黒の丸を書き、裏返るたびに書き直すようなことになりますが、ずっと賢い方法が編み出されました。奇数側と偶数側に分かれ、マス目に正の字を書いて勝負するとはナイスアイデア。


正の字オセロ 黒は奇数、白は偶数に置き換え、正の字で交互に1と2を書いて勝負。裏返しの処理は、はさまれたマスに1画書き足すだけ

正の字オセロ 決着後、どのマスが激戦区だったかが分かって勉強になるかも

 Twitterユーザーのeiki(@Noir_e5)さんが考案した遊び方。基本的なルールは通常のオセロと同じですが、「黒vs白」は「奇数vs偶数」に置き換えられ、奇数の先手で始まります。堅いことを言うとゼロ(つまり空いたマス)も偶数なのですが、そこはスルーで。


正の字オセロ 普通のオセロで中央の4マスに黒と白を2枚置くのと同様に、正の字の1と2を書いてスタート

 先手側がマスに1を書いたら、はさまれた偶数に1画書き足して奇数に、後手側が2を書いたら、はさまれた奇数に1画書き足して偶数に。こうしてオセロの「裏返り」を処理します。正の字の画数が1増えるだけで奇数・偶数が入れ替わるので、消して書き直す必要がないのが手軽でいいですね。


正の字オセロ 先手の第1手は4f。はさまれた4eのマスに1画足されて3となり、“奇数に裏返る”

正の字オセロ 対する後手の1手は3f。またもやはさまれた4eのマスは、3から4となり偶数に。中央寄りのマスは何度も裏返りがちなので、盤面はもっと広めに作ったほうがよさそう

 このアイデアは「発想の勝利」「パッと見で状況が分かりにくい分頭を使いそう」と好評。「どのマスを取り合ったか、盤面の流れが視覚化されるのが面白い」「取られやすいマス、取られにくいマスが分かるので、初心者の訓練になりそう」と、分析がしやすい点を評価する声もありました。また、「正の字の代わりに/と×を使うのはどうか」「先手と後手でペンの色を変えたら分かりやすいかも」など、改善案も寄せられています。

画像提供:eiki(@Noir_e5)さん


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