2019年6月3日の株式市場で、「ドラゴンクエスト」シリーズの新作を共同開発すると発表したコロプラ(東証1部)が一時ストップ高(値幅制限の上限)まで急騰しました。スクウェア・エニックス・ホールディングス(東証1部)も年初来高値を更新しています。
この日正午から、スクウェア・エニックスが「ドラゴンクエスト」新作の発表会を開催。シリーズ初の位置情報ゲームとして、スマートフォン向け「ドラゴンクエストウォーク」を発表しました(関連記事)。
新作が発表された午後の取引で、コロプラの株価は一時、前週末比で100円高の903円まで上昇し、年初来高値を更新しました。スクウェア・エニックス・ホールディングスも、一時275円高の4100円まで上昇し、年初来高値を更新しています。
ニュースリリースによると、同タイトルは、
ドラゴンクエストの世界と化した現実世界を、 自らが主人公となって歩き、 冒険を進めていく、 まったく新しい RPG です。
フィールドを歩いて、 町の人の話を聞きながらクエストを進める。 数々のモンスターを倒して成長し、 装備を整え、さらなる強敵に挑む…
これまでゲーム機のなかで体験してきた“ドラゴンクエスト”がついに現実の世界に飛び出します。
──という内容になるとのこと。6月5日まで、β版体験会に参加するプレイヤーを募集しています。
同タイトルを共同開発するのがコロプラ。同社は位置情報ゲームの先駆け「コロニーな生活」の運営が祖業であり、社名も同タイトルにちなんでいます。
ポケモンシリーズの位置情報ゲーム「Pokemon GO」は現在もセールスランキング上位の常連。ポケモンに匹敵する国民的RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」と位置情報ゲームの組み合わせにも期待が集まりそうです。
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