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ピクシブ運営のお絵描きサイト「drawr」が12月2日にサービス終了 「pixiv Sketch」への移行ツールを公開中

Flashを使用したサービスでした。

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 ピクシブが運営する手描きイラスト投稿サイト「drawr」が、12月2日13時をもってサービスを終了。それに伴い、投稿した作品のダウンロードや「pixiv Sketch」への移行ツールを特設サイトにて公開しています。



 2008年10月にサービスを開始した「drawr」は、Webブラウザ上のお絵かきツールを使って、簡単に手描きイラストが投稿できるサイト。また筆跡の再生機能や、特定のテーマのイラストを集めるスレッド機能があり、同社のイラストSNS「pixiv」とはまた違った形のコミュニケーションサービスとして開設されました。

 サービス終了の理由として、drawrでは「Adobe Flash」が使用されており、コンテンツを再生するためのFlash Playerの配布が2020年末に終了(関連記事)することが挙げられています。また10年前と現在のユーザーの制作環境の変化も、理由の1つとして挙げています。



 特設サイトでは、投稿作品と送受信したメッセージ画像を含むファイルのダウンロード機能を提供。また同社の別のお絵描きサービス「pixiv Sketch」への引越しツールを公開し、drawrの描き味の良いところを取り入れた新機能「シンプルドロー」を紹介。移行先としてオススメしています。

 drawrでは7月25日に新規アカウントの登録を停止。12月2日のサービス終了後はアクセス不可になり、一括ダウンロードと引越しツールは2020年12月7日に提供を終了する予定です。



drawr ブラウザ お絵かきツール サービス終了 pixiv pixiv Sketchの新機能「シンプルドロー」画面

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