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そんなわけで、「ベビーカーでエレベーター乗れない問題」を漫画にしてみたところ、考えていくうちに話が壮大な方向へ脱線していき、一言でまとめると「人に優しくしている自分が好き」という結論に至った次第です。
文にしてみると何だかエゴい感じがしますが、ずっと「余裕がある人は、思いやりを持てる」と思っていたけど、因果関係が逆で、「思いやりを持つと、自分のことでいっぱいだった頭の中に余裕が生まれる」のかもなあ、と思ったときにはハッとさせられました。
といっても、人に優しくするのって簡単なことではないじゃないですか。特に育児にまつわるあれこれでは、相手をおもんぱかってやった/言ったであろうことが「余計なお世話」「クソバイス(クソみたいなアドバイス)」と認定されてしまう例も枚挙に暇がありません。
相手の気持ちを理解して、そのとき求められているものをちゃんと把握しないといけないんですよね。親切、難しい。
(直江あき)
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