お笑い芸人のキートン、闇営業問題に言及 根絶のための一番現実的な策は「事務所移籍を認めること」
「闇営業問題で嫌なのが、綺麗事ばっかり言ってる芸能人ですかね」との意見も。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属しているピン芸人のキートンさんが7月8日、お笑い芸人が反社会的勢力の闇営業に関わっていた問題について、スマホで書き溜めた文章の画像をTwitterに投稿。「軽いノリで書きます」と前置きしながら胸中を吐露しています。
お笑い芸人が闇営業に参加していた問題について、6月7日に「ちゃんと仕事、営業を入れて、ちゃんとしたギャラが振り込まれたら、闇営業なんて行かねーよな」「仕事は入れない、自分で取ってきた仕事に色々言われる、生活できない、そんな吉本芸人は山ほどいる」と吉本の内情を明かし、「そこに闇営業の話がきたら、心が揺らぐわな」と当事者の気持ちに寄り添うコメントをツイートしていたキートンさん。7月1日に情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で闇営業問題が取り上げられた際には、インタビューを受けた元お笑い芸人の発言に対して歯切れが悪いと指摘し、「『厳しい現実』の現役吉本芸人を呼べばいい」「俺ならもっと厳しい現実を言えるのに」と思いを明かしていました。
今回のツイートでは、まず「闇営業問題で嫌なのが、綺麗事ばっかり言ってる芸能人ですかね」「コメントを求められているから仕方ないけど、闇営業は全否定、反社との関わりは一切ない、一所懸命やればなんとかなる。みたいなコメントを聞くと、ため息が出ます」とバッサリ。また、吉本興業が実施したコンプライアンス研修では、反社会的勢力についての説明があったものの「今後のマネジメントや待遇の改善、契約などについての話は一切なし」と明かし、約40分に渡って行われたという研修内容を「会社は変わらない、反社に気をつけろ、何かあったら切る」とまとめています。
総勢6000人以上の芸人が所属しているという吉本興業。キートンさんは、闇営業根絶のためには、「仕事を入れてギャラをちゃんと払う、これが一番手っ取り早い」として、一番現実的な策として「事務所移籍を認めること」を提案。ファンからは「キートンさんの仰る通りだと思います」と共感する声がある一方で、「食えない芸人=闇営業は仕方ないはおかしい。ある程度やって芽が出ないなら辞める時だろう」「リスクを負って吉本にしがみつく意味が理解できない」といった厳しい意見も寄せられています。
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