「私は意図的に落とされた」「審査員のセンスを疑ってしまう」 ピン芸人・キートン、「R-1グランプリ」の審査に苦言で波紋広がる
TwitterとInstagram両方に思いをつづったルーズリーフを投稿しています。
お笑いユニット「キュートン」で椿鬼奴さん、くまだまさしさんらと活動中のお笑いピン芸人・キートンさんが1月30日、出場した「R-1グランプリ」で3回戦落ちとなった結果について「私は意図的に落とされたと思っている」「審査員のセンスを疑ってしまう」など苦言をSNSに投稿し反響を呼んでいます。
1月29日に発表された「R-1グランプリ」の3回戦追加合格に選抜されなかったことをきっかけに、「言いたい事は山ほどありますが、だいぶ削って優しい文章にしました」「あれだけウケて落とされたら誰でも怒ります」と思いをつづったルーズリーフの画像をSNSにアップしたキートンさん。3回戦では“相当ウケた”ため、意図的に敗退とされて準々決勝に進出できなかったのではないかと推測し、「謙遜して言っても その日のベスト5には入る笑いを取っていたと思う」と当日を振り返っています。
また、キートンさんは審査員が準々決勝に残したメンバーにも納得がいかないようで、「そこそこ知名度のあるコンビの片割れを残すのは、百歩譲ってよしとしよう。が、圧倒的にウケている知名度のない芸人を落とすのは絶対にやっては駄目」と怒りをあらわに。参加費2000円が徴収されているのに知名度のなさで落とされていたとしたら、と仮定した上で、「R-1側はエントリー前に『キートンさんはどんなにウケても、3回戦で落ちますよ』って言わなきゃダメだよね」と自論を展開しました。
審査員への怒りはこれにとどまらず、「人間だからネタの好き嫌いはあって当然」としながらも、“審査員は客観的に見る事も絶対に必要”として、「審査員のセンスを疑ってしまう」「おもしろくねーやつが審査していると思ってしまう」とヒートアップ。2019年春にテレビ放送予定の決勝戦についても、「テレビで決勝に出ている芸人を見て『この人がいて、あのひとがいないのは何で?』となる」と視聴者側の気持ちに寄り添い、「こんな事をやっているから、R-1はM-1より下にみられる。頑張って決勝まで行った芸人にも失礼だと思う」とM-1グランプリと比較しながら意見を述べています。
最後に「本気でおもしろいピン芸を決める気がないのなら おもしろくねーやつが、おもしれーと思ってる芸人集めて仲良くコンテストごっこしてれば?」と吐き捨てたキートンさん。その後、少々落ち着いたのか「最後に準々決勝に残っている芸人さんへ。私のようにこんな事に負けずに、優勝めざして頑張って下さい!」と、ともに戦った芸人たちへエールを送っています。
キートンさんのSNSには、「目の前で見て腹がよじれるほど笑ったのに落ちてたのは疑問が残りました」と同じ疑問を持つコメントが寄せられる一方で、「ならば、出場しなければよいのでは?」というストレートな意見や、「事実だとすればお怒りはごもっともでしょうが、このやり方がキートンさんにプラスになるとは思えないです」と冷静なコメントも寄せられています。
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