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タクシー配車アプリ「MOV」が大阪、京都でも利用可能に 事業者向け「AIで乗客を探す」機能も搭載

「AI」でタクシー利用がより便利に。

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 ディー・エヌ・エーが展開するタクシー配車アプリ「MOV(モブ)」が7月8日、大阪府と京都府でのサービスを開始しました。

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タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」

 MOVは、複数社のタクシーから自分の現在地に近いタクシーを呼べる(配車依頼できる)アプリ。2018年4月から神奈川県、2018年12月から東京都でサービスを提供しており、今回関西圏にもサービスエリアを広げます。

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MOVの仕組み(MOV公式サイトより

 今回、大阪府では3社、京都府では9社のタクシー事業者と連携。以後、同エリアでの連携事業者拡充と共に、2019年秋に兵庫県でも対応する計画です。また、その他エリアも都市部を中心に順次対象エリアを広げていくとしています。

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2019年7月時点の大阪、京都の提携タクシー事業者と対象エリア(MOV公式サイトより

 併せて同サービスのプラットフォームは、利用者だけでなく、提供者側となるタクシー乗務員の業務効率化に向けた機能も用意します。乗務員に向けた「乗客を効率的に見つける」を支援する新機能「AI探客ナビ(仮称)」を開発。神奈川県エリアの事業者を皮切りに2019年内の提供を予定します。

 AI探客ナビは、運行中の車両から収集したプローブデータ、気象データ、公共交通機関の運行状況、イベントや商業施設のPOI(Point Of Interest)情報などの各種情報を解析して、乗務員を乗客がいるとされる場所まで誘導する機能。データに基づいたルート提案により、乗務員の経験や勘に左右されず、経験の少ない乗務員でも「効率のよい営業」を実現するとしています。

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AI探客ナビの需要予測結果の一例

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客のいる場所まで誘導してくれる、AI探客ナビの乗務員画面例

 また、企業がスポンサーとなることで乗車時の利用料金が無料になる「0円タクシー(関連記事)」のような新しい移動体験を創出するプロジェクト「PROJECT MOV」も展開予定です。

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(参考)企業ロゴや商品でラッピングしたMOV連携の0円タクシー。広告費によって乗客が支払う利用料金をまかなう仕組み

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無料で乗れるキャンペーンを実施

 提供エリアの拡大に合わせて、2019年7月8日から大阪と京都で走行する「MOV」のラッピングが施されたタクシーを見つけて、Twitterに投稿するとプレゼントがもらえるキャンペーンも実施します。

(カナブンさん)

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