コラム
「土砂降りは『激しい雨』『強い雨』のどっち?」「雲がどれくらいあったらくもり?」 イメージと違うかもしれない“天気予報用語”の意味(4/4 ページ)
知っておくと、天気予報が理解しやすくなるはず。
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答え:バケツをひっくり返したような雨
天気予報での雨の表現には「やや強い雨」「強い雨」「激しい雨」「非常に激しい雨」「猛烈な雨」というものがあります。
- やや強い雨:1時間雨量が10〜20ミリ未満。ザーザーと降り、雨の跳ね返りで足元がぬれてしまいます
- 強い雨:1時間雨量が20〜30ミリ未満。いわゆる「土砂降り」。傘をさしてもぬれてしまいます
- 激しい雨:1時間雨量が30〜50ミリ未満。バケツをひっくり返したような雨。道路が川のようになり、車のブレーキが効きにくくなります
- 非常に激しい雨:1時間雨量が50〜80ミリ未満。滝のような雨で、傘は全く役に立ちません。車の運転は危険
- 猛烈な雨:1時間雨量が80ミリ以上。息が苦しくなるような圧迫感、恐怖感があります。雨による大規模な災害のおそれも
なお、この中では比較的弱い「やや強い雨」でも、長く続けば災害につながる可能性が。雨の予報が続いているときは、天気予報や実際の降水状況に注意したいものです。
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