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「PayPayボーナス」の有効期限を撤廃、無期限に 出金可能な残高「PayPayマネー」を追加

PayPay残高の名称を変更します。

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 PayPayは7月10日、「PayPay残高」の種類ごとの名称や有効期限を7月29日から変更すると発表しました。キャンペーンなどで付与される「PayPayボーナス」は2年間の有効期限がありましたが、これを撤廃し、無期限となります。

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PayPayアプリ上の残高画面で表示される「PayPayマネー」の予告

 ヤフーの電子マネーサービス「Yahoo!マネー」事業をPayPayに統合するのに伴い、本人確認手続きを済ませたユーザーが利用できるようになる、払い出し(出金)可能なPayPay残高を「PayPayマネー」の名称で9月30日以降に追加します。利用可能になったユーザーの場合、銀行口座などからチャージした残高は出金可能な「PayPayマネー」として扱われます。

 これに合わせる形で、従来の残高の名称を変更。現在、銀行口座などからのチャージや「ヤフオク!」の売上金チャージによる残高で、出金不可のものを「PayPayライト」と呼んでいますが、7月29日以降は「PayPayマネーライト」に改めます。5年間としていた有効期限もなくし、無期限になります。

 PayPayボーナスは名称は変更せず、有効期限を無期限に変更。また、特典やキャンペーンなどで付与される有効期限の短い「PayPayボーナスミニ」は、7月29日以降は「PayPayボーナスライト」に変更しますが、有効期限は60日間で変わりません。

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PayPay残高の名称はこうなる(ニュースリリースより)

 まとめると、PayPay残高は、

  • 銀行口座などからチャージでき、「送る」「わりかん」機能を利用できる残高は、(1)払い出し可能な「PayPayマネー」、(2)払い出し不可の「PayPayマネーライト」──の2種類になり、有効期限はそれぞれ無期限になる
  • キャンペーンなどで付与され、「送る」「わりかん」機能が使えない残高は(1)有効期限のない「PayPayボーナス」、(2)有効期限が60日間と短い「PayPayボーナスライト」──の2種類になる

──ということになります。Yahoo!マネーのPayPayへの統合は関連法に基づく登録の取得などが必要なため、状況によってスケジュールが変更になる場合があるとしています。

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