Netflixが制作するオリジナル3DCGアニメ「聖闘士星矢:Knights of the Zodiac」の日本版予告映像が公開されました。作品ファンは再アニメ化に喜ばしい気持ちがある一方で、原作とは異なる要素が多いリメイクに戸惑いもあるようです。
車田正美さんの名作漫画『聖闘士星矢』を原作に、現代を舞台にした3DCG作品としてリメイクした同作。原作漫画はもちろん、1986年にスタートしたテレビアニメシリーズも伝説的な人気を誇っている『聖闘士星矢』だけに、ファンの期待は大きなものとなっていました。
日本版予告映像は、平和な日常生活を送っていた主人公・星矢が不思議な力を発動するシーンからスタート。原作では、壮絶な特訓をへて能力に目覚めた星矢でしたが、リメイク版では物語冒頭からチンピラを吹き飛ばすほどの力が覚醒する展開に。“現代を舞台に”の言葉通り、星矢が聖闘士となってからも、特殊部隊のヘリや戦車、兵士たちとの戦闘シーンが描かれるなど、原作とは違った新たな可能性を探る作品となっているようです。
2018年12月に公開された英語版のトレーラー映像では、男性キャラクターのアンドロメダ瞬が女性キャラに変更されたことも話題になっていた同作。現段階では、こうした原作との相違点に対して「不安要素めっちゃあるけど、やっぱり聖闘士星矢見たいわ〜!」「原作派としてはこの聖闘士星矢は認められない」「瞬が女性になるだけならまだしも、この改変は許さん」などさまざまな意見が寄せられています。
有名作品のリメイクは原作ファンから厳しい目が向けられる傾向にありますが、作品自体が魅力的なものであればポジティブの反応が増えていくことは歴史が証明済み。3DCGアニメ「聖闘士星矢:Knights of the Zodiac」は、7月19日からパート1(銀河戦争から暗黒聖闘士編)の全6話が全世界一挙独占配信されます。新たな聖闘士星矢として楽しませてほしい!
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