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リミックスポイント(東証2部上場)は7月12日、子会社で仮想通貨取引所を運営するビットポイントジャパンから仮想通貨の不正な流出が判明したと発表しました。
現時点で流出総額は概算で約35億円に上り、うち約25億円分が顧客からの預かり分、約10億円がビットポイントの保有分だとしています。
流出はホットウォレットで管理していた仮想通貨で、コールドウォレットで管理している仮想通貨と法定通貨については流出は確認されていないとしています。ホットウォレットではビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップルの5銘柄を管理しているとのことです。
リミックスポイントによると、7月11日夜にリップルの不正な流出を確認。ほかの仮想通貨の流出の有無を調査したところ、12日未明、リップル以外の仮想通貨についても不正流出を確認したとのことです。朝6時30分に仮想通貨の送受金を停止、10時30分から全サービスを停止しています。
ビットポイントは、電力小売り事業などを展開するリミックスポイントの子会社。2018年6月、関東財務局から業務改善命令を受けていました。
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流出した仮想通貨はビットコイン、モナコイン、ビットコインキャッシュの3種。