親しみやすいけれどちょっと不器用な擬人化キャラクター、「iPhoneちゃん」の漫画がとてもかわいいです。だから、テキストの範囲指定が多少苦手でも許せる(?)。
漫画家の小雨大豆(@kosamedaizu)さんによる、“iPhoneユーザーあるある”漫画。1つ目のネタは誰もが一度は引っかかったであろう、テキストをコピペするときに、どうしてもカーソルが思い通りの位置に止まらない現象です。落ち着いて操作すればいいだけなのでしょうが、たまにiPhoneちゃんがかんしゃくを起こしているのかな? ってくらいカーソルが暴れることもありますからね……。
iPhoneちゃんは文字変換にもちょっとクセがあります。「キング」や「ネットサーフィン」といったカタカナ英語は楽々スペルに変換してくれますが、自分の名前「あいふぉん」は? ……実はそれだと変換候補に「iPhone」が出てきません。正式名称の「あいふぉーん」でないと変換しない、強いこだわりのあるiPhoneちゃんなのでした。
iPhoneちゃんの中にはアシスタントの「Siri」がいて、ユーザーの声を聞いて指示を受け付けてくれます。ただ、Siriは一部の単語を聞き取るのが苦手なことも。筆者はパスタのゆで時間を計るため「タイマー8分」と言ったとき、どうしても「はっぷん」を「happen(ハプン)」としか認識してもらえず、「はちふん」と言い直してやっとオーダーが通ったことがあります。
この漫画でも「はっぷん」をどうしても聞き取れないiPhoneちゃんの様子が。「タイマーを8分セット」から、「タイマー4(フォー)ハップセット!?」と謎の言葉を導き出して錯乱してしまいます。
ただ、学習の成果か、現在筆者のiPhoneは「はっぷん」を普通に「8分」と認識してくれます。ときどき至らない部分はありつつも、こっそり努力して改善している――そう考えると、iPhoneちゃんがよりいっそう愛おしく思えます(iPhoneユーザー補正)。
作品提供:小雨大豆(@kosamedaizu)さん
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