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「HiGH&LOW THE WORST EPISODE.0」続々登場のキャラクターを解説 2話から抗争が本格化?(1/2 ページ)

相変わらず「全員主役」状態。

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 LDH JAPAN会長・HIRO総合プロデュースによるエンターテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の新ドラマHiGH&LOW THE WORST EPISODE.0」(日本テレビ・木曜0:59〜)第1話。

 これまでのドラマシリーズや映画では、S.W.O.R.D.の頭文字を持つ5つのチームたちによる抗争、SWORD地区を狙う組織との戦いなどが描かれてきた。今回はSWORDの一角「O」を担う、全国から札付きの悪が集まる鬼邪高校(おやこうこう)を舞台に、校内の派閥闘争が描かれる。


HiGHLOW 「HiGH&LOW THE WORST EPISODE.0」は、10月に公開予定の映画「HiGH&LOW THE WORST」の前日譚 イラスト/北村ヂン

新キャラ続々登場も、やはり気になるのは轟!

 鬼邪高校は、入学・卒業があり、最低限普通の高校としての体を成している全日制と、より不良レベルが高く、延々と留年を繰り返すのが当たり前の定時制とに分かれている。定時制の番長は、「100発の拳に耐える」というクレイジーな儀式をクリアした村山良樹(山田裕貴)。全日制の頭は轟洋介(前田公輝)

 轟は「Season 2」で、転校して早々に全日制を制し、その勢いで村山に勝負を挑んで敗れている。ただ、基本的には定時制・全日制は互いのテリトリーに干渉しないという関係性を保っているようだ。

 今回、ストーリーの中心となってくるのは全日制。

 「全日制最強は轟」という認識が定着し、一定の均衡が保たれていた全日制だが、ヒップホップ好きの中越大(神尾楓珠)が新入学してきたことで状況は動き出す。中越は手始めに1年を締め、ゆくゆくは轟を倒して全日制の頭になることを目指しているのだ。

 轟と同じ2年には「眠れる獅子」と呼ばれる高城司(吉野北人)がいる。幼なじみである花岡楓士雄(川村壱馬)と共に、鬼邪高校のテッペンとなるべく鳴り物入りで入学。しかし入学直後に家庭の事情で楓士雄が転校してしまったことでテッペンを狙うモチベーションを失い、以降、ダラダラした日々を送っている。

 「てっきり、司さんが2年仕切ってるのかと思ってました」「彼が目覚めた時、轟くんもうかうかしてられないでしょうねぇ」

 周囲の評価からすると、司が本気を出せば轟とも渡り合えそうなのだが……。

 さらに、暁高校の凶悪コンビとして知られる西川泰志(佐藤流司)、横山清史(うえきやサトシ)の泰・清コンビが転入してくる(このネーミング、若い子に通じるのだろうか)。


HiGHLOW これでばっちり相関図。鬼邪高全日制(轟一派、中越一派、司一派、泰・清一派)、定時制の人物関係を整理 イラスト/北村ヂン

 この轟一派、中越一派、司一派、泰・清一派が入り乱れ、派閥抗争を繰り広げていく。物語の中心になるのは司一派ということになりそうだが、以前のシリーズからのファンからすると、どうしても気になってしまうのが轟。

 「Season 2」でのギラギラ感はなりを潜めているものの、ちょっかいをかけられればキック一発で撃退するなど、キレッキレな雰囲気は健在だ。「全日制の頭」として認識されているが、自分からグループを作る気はないようで、つるんでいるのは相変わらず辻(鈴木昂秀)と芝マン(龍)のみ。

 「全日とか関係ねえ。定時も含めて鬼邪高だ」

 全日制の他派閥から狙われる立場ではあるが、轟が見ているのは村山だけ。再戦なんかもあり得るのか? ふたりの関係性にも注目だ。

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