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ねとらぼ編集部のお悩み相談室 〜夏休みの宿題編〜

ねとらぼ編集部員が集合知で考えます。

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 ねとらぼ編集部員が集合知で読者のみなさんの悩みに答えるコーナー。今回のお題は「夏休みの宿題」です。(お悩みはフォームで不定期に募集しています)

Itちゃん

二酸化マンガンさんのお悩み(真面目に答えてほしい)

 夏休みの宿題で税の作文と人権の作文があります。いつも魅力的な記事を書く皆さんにコツを教えて欲しいです。

編集部員Kの回答

 正直な話、作文はめちゃくちゃ苦手でした。学校の作文は「誰が」「どんな風に」「何を目的に」読むのかがハッキリせず、書きにくかったと思います。たぶん、初対面の人と話すとき、何を話したらいいか分からなくなるのと似た感じ。

 というわけで、もしも今の自分が学生に戻って作文の宿題をやるのであれば、こうすると思います。

  • 【パターン1】まずは書いた作文がどのように評価されるのか、何が求められているのかを調べる、過去の受賞作文なども読む。そこで土台をしっかり作れば、内容や構成も考えやすくなると思います。
  • 【パターン2】「他人の評価とかwwwwwwwいらねえからwwwwwww」と割り切って、好きなことを書く

編集部員Aの回答

 昔、塾講師などのバイトをやっていました。そこで生徒さんの夏休みの宿題を見ることも多かったです。(評価される)中高生の作文には黄金パターンがあります。それは「実際に起こったこと(体験談)+勉強して知ったこと+考えた(行動した)こと」です。

 すごく簡単な流れにしちゃうと、家族や友人との間に何かイベントやトラブルが起こる→それの原因にはこういうことがあると勉強して知った→自分は今後こうしたいと思った(もしくはこのように行動した)……という構成です。

 中高生のときの私はこの構成をフルに使い倒し、賞などをゲットしていました。

 しかし大人の正直な気持ちで言えば、↑の構成で書ける文章はそんなに面白くありません。なんというか青汁のCMみたいじゃないですか? こういう小手先のテクニックで宿題をクリアしても「なんだかなあ」ってなるだけなので、あまりお勧めはしません。

 こういう小手先じゃなくて癖にしておくと今後のいろんな課題が楽になる裏技があります。

 まずテーマになっているものを調べます。調べて、意外に思ったことを箇条書きとかにまとめておきます。そしてそのトピックを、家族や友達について話して「どう思う?」とします(できれば複数人に聞くといい)。その会話の中で新しく発見したことや、もしくは自分の中で考えが変わったことを書くのです。さっき紹介した「黄金パターン」を使えるのはせいぜい中高生までですが、後者は大学生や社会人になってからも使えます。

編集部員Sの回答

 私は人生で初めて住民税を取られたとき、「税の作文で不条理を訴えてやる」と思い税の作文コンクール成人の部を探しましたが、ありませんでした。税の作文を書けるのは納税しない年齢の人だけなので、ぜひ傑作を書いてコンクールをエンジョイしてください!

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