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CGとインタラクティブ技術の国際会議「SIGGRAPH 2019」(米カリフォルニア州)で、ソニーが「円筒透明スクリーンディスプレイ」を出展しました。円筒内に浮かび上がった映像を、360度全方向から視聴できます。
透明な円筒型のスクリーンに映像を投影する技術。スクリーンの透明度と映像の輝度を両立し、周囲の空間と映像が融合した新たな映像体験を提供できるとしています。
会場では毎秒1000コマ撮影できる高速なカメラを用いて、視聴者の位置をリアルタイムで把握し、映像を常に円筒内にあるよう表示。2D映像でありながら、実在感の高い表現を実現しているとのことです。また、複数台の連動や、光や音を合わせた演出など、趣向を凝らしたデモも用意されています。
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1万5120円(税込)で、6月12日発売。