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東京メトロは7月29日、エレベーターの有無や別路線に乗り換えしやすい車両を検索できる「ベビーメトロ」の本格サービスを2019年8月1日に開始すると発表しました。
ベビーメトロは、「あの駅、ベビーカーで行っても大丈夫だろうか?」といったベビーカー利用者が抱える不安を解消する目的で、2018年3月27日から2019年7月31日まで実証実験を行ってきたサービス。利用者に好評だったことから、8月1日以降は本サービスとして継続します。
サービスは、ベビーカーを押しての移動に必須となる構内エレベーターの有無、位置、ルート案内に始まり、実証実験によって需要や希望のあった、おむつ替え施設の案内やエレベーターのある駅出入口を周辺地図上に表示させる機能なども拡充し、利便性を高めています。また、駅情報は随時最新のものに更新されます。
ベビーカー利用者、車いす利用者、高齢者や身体の不自由な人はもちろん、スーツケースなどの重い荷物を持っているときなど、駅で「エレベータールート」を必要とするときに便利に活用できそうです。今後の情報拡充にも期待です。
(カナブンさん)
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