advertisement
グーグルは3月15日(現地時間)、「Google マップ」の経路案内に車いすで利用しやすいルートの検索機能を追加したと告知しました。この機能は東京、ロンドン、ニューヨーク、メキシコシティ、ボストン、シドニーで既に実装済み。対応都市はこのほかにも順次拡大するとしています。
検索オプションで「車椅子対応」を選ぶと、車いすやベビーカー利用者などに適するルートを示します。設定項目は、目的地の入力後、公共交通機関を示す「電車アイコン」をタップすると表れる「ルートのオプション」の中にあります。
グーグルは「車いすに対応した出入口」などの情報を引き続きGoogle マップの口コミ機能であるローカルガイド経由で募っています。2018年3月現在、世界1200万以上の場所でこのような情報が登録されています。また、その駅が通行しやすいかどうかを事前に調べておけるGoogle ストリートビュー(インドアビュー)も併用してほしいとしています。
車いす利用者だけではなく、ベビーカー利用者や足腰が弱った人、ケガをした人、スーツケースなどの大きな荷物を持った人なども含めて、万人に優しく使えそうです。
(高橋ホイコ)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「パーソナルモビリティ」とは? 多分、ぼくらが20〜30年後くらいにお世話になっている乗りもの
自動運転の技術は社会をどう良くしていくのでしょう。「パーソナルモビリティ」と呼ばれていた乗りものが、意外と分かりやすく私たちの近未来と社会の在り方を提案していました。 - Googleストリートビュー、宇宙へ ISS内部をぐりぐり見渡せるぞ
観測モジュールからの景色や、乗組員の生活空間を間近に。 - 子ども用車椅子「もっと知ってほしい」――利用者が拡散呼びかけ ベビーカーと誤解されることも
バギータイプと呼ばれるタイプで、ベビーカーと誤解されやすいことから苦労も多いそう。 - Googleマップでオーロラが見られるように 360度動かせるぞ!
神々しい。 - 北陸新幹線の車内がGoogleのインドアビューで見られるぞ!
グランクラス、グリーン車、普通車など12両すべてを撮影!