ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」(1/3 ページ)
とっても面白くて役に立つ。
視聴者から寄せられた目からウロコなドクダミ対策を、実際に試して比較実験をしたら……。まさかの検証結果がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で435万回以上再生されるなど大きな話題になっています。
月2万円のお小遣いで庭作りを楽しむ投稿者
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「庭づくり大好きおじさん」。同チャンネルでは、100円均一で購入した商品などを使い、できるだけ安価でDIYやガーデニングを楽しむ方法を紹介しています。以前は、まくだけで防草できる砂を使ってみる様子が話題になりました(関連記事)。今回はドクダミをはじめとした“根が強い雑草”に対する、目からウロコな対策方法を試します。
ドクダミに有効な対策とは
ドクダミはとても繁殖力が強く、一度生えてしまうとどんどん増えていく植物です。抜いても抜いても生えてくる厄介なドクダミに困っている、という人も多いのではないでしょうか。そんな人に向けて、投稿者さんが面白い実験を行います。
ある日、投稿者さんのもとに視聴者さんから「ドクダミは絶対に手で抜いてはいけない」という情報が寄せられました。視聴者さんいわく、ドクダミは手で抜くと根に刺激が加わり、さらに増えてしまうといいます。それではどのようにして、ドクダミ対策をすればいいのでしょうか?
有効なドクダミ対策、それは「ドクダミに気付かれないように葉をハサミでカットする」ことなのだとか。根がある限り増えるのでは? と思ってしまいますが、実はドクダミは葉がなければ衰退していくのだそうです。
植物には根を伸ばして増えるものと、種を飛ばして増えるものがいます。ドクダミは前者で、葉で光合成して作った栄養を根にたくわえ、どんどんと伸ばし、たくわえた根の養分で上に葉を伸ばしていくそうです。そのため光合成ができなくなれば、根も衰退していくのだとか。
3種のドクダミ対策を比較実験
この情報は有力なのでしょうか。その効果を確かめるために投稿者さん宅の庭に生えているドクダミに、「手で抜く」「葉をカットする」「熱湯をかける」という3種類の比較実験を行っていきます。
1カ所目のドクダミは根に刺激をあたえないように気を付けながら、根本から葉をカット。2カ所目のドクダミは無理やり根を引き抜き、3カ所目のドクダミには熱湯をかけます。これで準備は完了、ここから毎日ドクダミの様子を確認していきます。
翌日。熱湯をかけたドクダミは枯れてきましたが、ほかは大きな変化がみられません。その後手で抜いたドクダミだけが4日後に伸びてきて、5日後にはさらに伸びて葉も生えてきたのでした。ドクダミの成長速度ってすごい……!
そして1週間後。手で抜いたドクダミは大きく成長し、青々とした葉が生えていました。一方で、カットしたドクダミと熱湯をかけたドクダミは全く生えておらず、根がどこにあるかもわからない状態です。「ドクダミは絶対に手で抜いてはいけない」という視聴者さんからの情報は、有力だったようです。
土壌の状態や環境により結果が異なる場合はあるものの、今回、投稿者さんが行った実験結果からは、ドクダミは手で抜くと1週間ほどで復活してしまうことが分かりました。除草剤を使わずにドクダミ対策をする際は手で抜かず、ハサミで葉をカットすると、大きく手間を減らすことができるかもしれません。
ドクダミのように根が強い植物を増やさないために大切なこととして、葉から光合成をさせないこと、葉の成長を遅らせることは根を衰退させること、根を衰退させれば植物は自然と生えてこなくなることを知っておくと、雑草対策に役立つかもしれません。
最後に投稿者さんは、たくさん生えていたドクダミを根本からカットし、水洗いしてから天日干し後、フライパンで炒めていきます。炒めたドクダミを急須に入れ、お湯を入れ少し蒸らしたら……ドクダミ茶の完成です。お茶にするとドクダミ特有のにおいが消え、香ばしくておいしいそうですよ。
「教えていただきありがとうございます」「面白いですね」の声
動画には「動画をみて試してみました。ハサミで切った後、2週間以上たちますがドクダミ生えてきません!! 教えていただきありがとうございました!」「面白いですね。ドクダミ増やしたい人、ドクダミ無くしたい人、どちらにも良い情報ですね」といった、たくさんの感謝の声が寄せられています。
投稿者さんはこの他にも、試してみたくなるガーデニング&DIY情報を、同チャンネル、Instagramアカウント(@niwazukuridaisuki_ojisan)で発信しています。
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