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阪急交通社「観光列車」の検索数ランキングBest10発表、或る列車、ゆふいんの森などを抑えて1位に選ばれたのは!?(2/2 ページ)

観光列車の種類の多さに驚きますね。

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5位 「SLやまぐち号」(JR西日本)

 運行開始から40周年を迎えた「SLやまぐち号」。「貴婦人(C57型)」「デゴイチ(D51型)」の愛称で親しまれているSLが汽笛を響かせて走ります。

SLやまぐち号
5位 「SLやまぐち号」(JR西日本)

運行区間:新山口駅〜津和野駅
運行開始年:1979年

 客車は2017年9月にリニューアルされており、3号車の一部にはSL運転体験シミュレーターや投炭ゲームなどを設置。復刻された客車でレトロな雰囲気を楽しむのはもちろん、その姿を外から撮影するのも人気です。

4位 「花嫁のれん」(JR西日本、IRいしかわ鉄道)

 乗車する人の幸せを願う観光列車「花嫁のれん」。輪島塗や加賀友禅をイメージした車体デザインが印象的です。金沢駅のホームにはのれんが設置されており、それをくぐって車内へ。

花嫁のれん
4位 「花嫁のれん」(JR西日本、IRいしかわ鉄道)

運行区間:金沢駅〜和倉温泉駅
運行開始年:2015年

 車内には本物の金箔が用いられ、通路には日本庭園の飛び石をイメージした絨毯が敷かれるなど、その華やかな和の雰囲気は、列車とは思えない空間です。

 「桜梅(おうばい)の間」「撫子(なでしこ)の間」「扇絵(おうぎえ)の間」といった和風な名前が付いた半個室メインの車両も。2019年の運行予定日は、金〜日曜日、祝日などが中心となっています。

3位「ゆふいんの森」(JR九州)

 前回と今回でランクアップを続け、3位まで上昇。湯布院へと向かう、リゾート感あふれる列車「ゆふいんの森」。クラシカルな雰囲気の車内は、木のぬくもりあふれるインテリアが目を引く落ち着いた空間です。

ゆふいんの森
3位は「ゆふいんの森」(JR九州)

運行区間:博多駅〜別府駅
運行開始年:1989年

 客席を通常よりも高く配置したハイデッカー構造なので、車窓から慈恩の滝や伐株山といった人気スポットを存分に楽しむことができます。到着前には客室乗務員による観光案内も受けられるなど、観光客向けのサービスも充実しています。

2位 「四国まんなか千年ものがたり」(JR四国)

 四国の中央部を走行する「四国まんなか千年ものがたり」は、前回ランキングでの初登場時から連続の2位。車両ごとにコンセプトが異なり、いずれも座席の幅がゆったりとしたソファ席で、1号車・3号車は左右両方向の車窓が楽しめる配列となっています。

四国まんなか千年ものがたり
2位は「四国まんなか千年ものがたり」(JR四国)

運行区間:多度津駅〜大歩危駅
運行開始年:2017年

 また、レストラン列車とも呼ばれるほど、食事のメニューも充実。地元の新鮮な食材を使った本格的な料理を味わうことができます。

 琴平駅構内には専用待合室があり、お食事券を事前に予約するとウェルカムサービスまたはフェアウェルサービスが受けられます。

1位 「しまかぜ」(近畿日本鉄道)

 関西の主要都市や名古屋から伊勢志摩へと向かう観光特急「しまかぜ」が3年連続1位となりました。「乗ること自体が楽しみとなる」をコンセプトに、電動リクライニングシートや電動カーテンを完備するなど、ラグジュアリーな列車旅を満喫できます。

しまかぜ
1位は「しまかぜ」(近畿日本鉄道)

運行区間:大阪難波駅、京都駅、近鉄名古屋駅〜賢島駅
運行開始年:2013年

 掘りごたつ風の和風個室、リビングのような洋風個室もあり、ファミリーやグループ旅行でもゆったりできます。カフェ車両では地元の特産品である松阪牛やカキ、あおさなどを味わえるメニューや地ビールなどが楽しめます。

大泉勝彦

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