かわいらしいポーズを披露するマヌルネコの赤ちゃんがTwitterで人気を集めています。
この赤ちゃんは4月に那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)で誕生したオスのマヌルネコ(関連記事)。ガラス越しに立ち、ジッとどこかを見つめています。
お行儀よくそろえた両手はまるで“壁ドン”をしているよう。手をついているのがガラスなので、肉球の形もはっきりと見えています。
この様子を紹介してくれたのは、mimo@マヌルネコの沼の中(@o8mimo8o)さん。壁ドンをする手がかわいくて、気付いたら手元だけをたくさん写していたそうです。
リプライ欄には「反則」「食べちゃいたい位かわいい」「プニって押したい」「壁ドンというより壁モフですね」といった声が寄せられています。
「赤ちゃんはどこを見ているの?」と思ったら、向かいにいるレッサーパンダを見つめていたとのこと。「一緒に遊びたいな」と思っていたのでしょうか。
マヌルネコの近況
那須どうぶつ王国の方によると、実は4月に誕生したのは8頭で、そのうちの1頭は死産、5頭は感染症で死んでしまい、元気に育っているのは「Cちゃん」と「Eくん」のみだそうです。
2頭は無事に離乳し、馬肉と鶏肉とミルクを混ぜた離乳食を1日3回食べるように。体重も順調に増加しており、公開時には、メス約1500グラム、オス約1800グラムにまで成長したそうです。
なお、公募していた2頭の名前は8月上旬に発表予定。どんな名前になるのか楽しみです。
マヌルネコとは
マヌルネコとはモンゴルなど中央アジアに生息するネコ科の動物。ネコ科の動物の中では最も古い種で、「世界最古の猫」とも言われています。
国内ではマヌルネコの展示自体が少ない上、準絶滅危惧種に指定されている希少な動物。2019年にマヌルネコが誕生したのは、国内では同園のみだそうです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.