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各地で真夏日(最高気温30度以上)や猛暑日(最高気温35度以上)が記録され(関連記事)、いよいよ夏も本番といった今日このごろ、懸念される熱中症の対策法を紹介する漫画がTwitterで公開されました。安全のためにぜひご一読を。
漫画は気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎(@arakencloud)さんが監修する、漫画家の小沢かなさんの作品。気象災害に立ち向かう研究者を描いた小沢さんの漫画『BLUE MOMENT』に登場する雲田彩と晴原柑九朗が、暑さにまいった子どもを助ける外伝的な1編です。
猛暑日にぐったりした子どもを抱える母親を見て、熱中症を疑う雲田。涼しそうな建物の中へ移動させ、服をゆるめて保冷剤で脇の下や足の付け根を冷やして……と、テキパキと対処法を教えて手伝います。
ひと通りの処置が済んだところで、晴原は「熱中症を疑ったときに何をすべきか迷ったときに」と、症状の程度とそれに適した対処法がフローチャート式で分かる環境省の資料を紹介。また、同省の熱中症予防情報サイトや、気象庁の高温注意情報と2週間気温予報といった情報も提供しています。
最後に、「元気な大人でも、本人も気付かないうちに熱中症になることもある」と注意喚起。「服装は涼しく」「日陰でこまめに休憩」「日傘や帽子を使う」「こまめに水分と塩分を補給」など、さまざまな予防法を提示して漫画は締めくくられました。これらを参考に、無理せず夏を乗り切りたいところです。
協力:荒木健太郎(@arakencloud)さん/小沢かなさん
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気象研究者の呼びかけで広まっています。