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NPO法人アニメ産業イノベーション会議(ANIC)が、京都アニメーションを支援するためのクラウドファンディングを8月19日に開始し、即日100万円を集めました。
クラウドファンディングは、7月18日の放火事件で亡くなった京都アニメーション社員、療養中の社員、その家族・親族への支援、会社再建の支援を募るもの。集まった金額から決済手数料と口座振込手数料を差し引いた金額を京都アニメーションの支援口座に振り込むとしています。「いま、様々な支援の動きが国内外に拡がっています。支援の方法は多様に用意されているべきだと私たちは考えました」とANICは実施の理由を述べています。
目標額は100万円となっていますが、あくまでクラウドファンディングの便宜上設けたもので、支援の方法や手段を増やすことが主な目的としています。支援は500円から可能で、支援者の名前やメッセージを京都アニメーションに伝えるというリターンが用意されています。
このプロジェクトには日本アニメーター・演出協会(JAniCA)が協力しており、クラウドファンディングサイトMakuakeもプラットフォーム利用料を無料(決済手数料を除く)とする形で協力しています。
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