交通量の多い道路脇に小さな子どもが立っていたのを車の中から発見し、保護した体験を描いた漫画「小さな女の子が車に轢かれなくてよかったという話」が反響を呼んでいます。作者はきのきの(@KinokinoTwins)さん。
ある日、仕事帰りの運転中、道端に子どもが立っているのを発見したきのきのさん。信じられない状況に頭がまっしろ。親はおらず1人で、しかも1歳くらいの子がおむつと裸足の状態で立っていたのをただごとではないと感じ、引き返します。
すると、先ほどの子どもの近くに下校中らしき小学生の女の子が2人。子どもの知り合いではないようです。車が多くなかなか停車できないきのきのさんは、車の中から小学生に「その子たぶん1人!!」「危ないから!! ちょっと下がって!!」と助けを求めます。その願いを聞いて、小学生は子どもを連れて道路から離れてくれました。
少し進んだところで車を停め、小学生にお礼を伝えたきのきのさん。子どもが靴も服も身につけていないことから、近くの家から出てきたのだろうと、近所に聞いてみることにします。
小学生に子どもを見てもらって、一番近い家のチャイムを押して状況を説明すると、おばあちゃんらしき人が驚いて出てきます。子どもの家はここだったようで、おばあちゃんは「あらーっこんな所で、えーどうしてまぁーっ」と仰天。ともあれ、子どもが無事に家に帰れてよかった。同じような年の子を持つきのきのさん、「他人事じゃないわ」と心臓バクバクだったそうです。なお、このような場合は警察に連絡して保護してもらうのがベストなのだとか。
子どもは歩けるようになると急に活動範囲が広がり、想像以上の身体能力に驚かされることも多いのですが、反面危険なことに遭遇する確率もグッと増えますよね。子どもをきのきのさんのとっさの行動と小学生の協力によって救うことができて、本当によかった!
この漫画の読者からは「1歳2歳3歳の行動は本当に突拍子がないので、漫画みてはぁぁ〜良かった〜と私も胃が痛くなる思いです…」「ほんと人ごとじゃないと痛感します。特に3歳未満児あたりまでは年中不意に死のうとするので、目も手も足も離せません!!!!」「とっさの行動、素晴らしいと思います!中々出来る事じゃないです。こええええええ…!小さな子を持つ親として心臓が止まるようなエピソード…」など、他人事じゃないと共感するコメントやとっさの行動を賞賛するコメントが届いています。
画像提供:きのきの(@KinokinoTwins)さん
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