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IT担当相への内定が報じられている竹本直一氏のオフィシャルサイトが、現在見られない状態になっているとして、一部で物議を醸しています。
実際に試してみると、確かにアクセスができない状態になっていることが分かります。竹本氏のサイトには、Twitterのプロフィール欄の他、Facebook、自民党のサイトなどでもリンクを貼っていますが、竹本氏は現在78歳とITを担当するには高齢であることに加え、こうした批判に対して関係者が「SNSへの投稿を自らのスマートフォンで行っており問題ない」とコメントしたとする報道が出たことで、より国民の不安感を煽る結果につながっています。
この状態について竹本氏の事務所にコメントを求めたところ、「ドメインがロックされているため」と回答。この状態になった時期については「正確な時期は分からないが数カ月前だと思われる。現在は管理会社に問合せを行っており、そちらの対応待ちとなっている」としており、今後については「他のドメインを取得することも検討している」そうです。
国政に影響力を持つ人物のIT知識が不安視された例としては、サイバーセキュリティを担当していた桜田義孝前五輪相が「自分でPCを打つことはない」などと発言したことや、読売新聞の2018年10月24日朝刊に掲載された「経団連の会長に中西宏明氏が就任した5月、経団連会館の会長室に初めてPCが設置された」とする記事が記憶に新しいところ。サイトが見られない状態になっていること自体はありがちなトラブルですが、こうした流れを考えると国民の不安も致し方ないところなのかもしれません。
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