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東京都福祉保健局は9月26日、都内で例年より早めにインフルエンザが流行開始したことを発表。これから本格的な流行が予想されるとして、感染を広げないための対策を心がけるよう注意喚起しています。
対策のポイントは、「こまめな手洗い(手指にすり込むタイプのアルコール製剤も有効)」をはじめ、咳やくしゃみの飛まつが他の人に直接かからないようにマスク(またはティッシュをあてる)をする「咳エチケット」、ほかにも適度な室内加湿・換気、栄養や水分補給にも気をつけましょう。また例年10月ごろから開始する予防接種を、かかりつけ医と相談しつつ、早めに受けるのも手です。
発表によると、9月16日〜9月22日の期間に、都内インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が流行開始の目安(定点当たり1.0人)を超えたとのこと。また9月2日以降、都内の学校や社会福祉施設等で発生したインフルエンザ様疾患の集団感染事例は、9月22日までに55件報告されています。
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