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大きい数の単位
なじみのある「兆」の次は「京(けい)」。スーパーコンピュータ「京」の名前の由来としても知られています。さらにその次は「垓(がい)」「●※(じょ)」と続いて、そこからは……。
※じょ=のぎへん(禾)に右側が「予」
- 穣(じょう)
- 溝(こう)
- 澗(かん)
- 正(せい)
- 載(さい)
- 極(ごく)
- 恒河沙(ごうがしゃ)
- 阿僧祇(あそうぎ)
- 那由他(なゆた)
- 不可思議(ふかしぎ)
- 無量大数(むりょうたいすう)
これらの数え方は、江戸時代の数学書『塵劫記(じんこうき)』に書かれています。一番大きな数詞は【無量大数】でした。それぞれの単位には意味があります。そのうちのいくつかを紹介しましょう。
【億】
この漢字を分解すると、「人」「音」「心」になります。これは「心いっぱいに黙って考えられるほどの大きな数」という意味です。
【載】
「大地に載せられなくなるくらい大きな数」という意味です。
【恒河沙】
恒河とはガンジス川のことで、「ガンジス川の砂の数」という意味です。それは確かに数えられない。
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