ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

醤油や酒などの文字に「酉」が使われる理由

PC用表示 関連情報
advertisement
ニッポン放送

 10月1日が『醤油の日』となったのは、2002年(平成14年)です。10月が『醤油の日』となった理由ですが、10月は収穫した農作物を貯蔵・加工して、冬に備えていました。醤油造りも、新しい大豆を原料として、この時期に新しく仕込んだと言われています。

photo

 また、10月は干支の10番目、『酉(とり)』にあたる月です。『酉』という漢字はクチの部分が大きくて、胴の部分が丸くて深い器、『甕(かめ)』の形からできた文字です。

 この『甕』は古くから醤油や味噌、酒などを造るのに使われて来ました。そのため『酉』という漢字は、醤油の『醤』の字にも『酒』という字にも使われています。

 こうした理由から、醤油造りにも関係が深い10月。そして、10月の始まりの日でもある1日を『醤油の日』としたそうです。

 醤油にはいくつもの働きがあります。例えば『醤油をかけることで、食べ物を美味しく感じさせる働き』、『塩味をやわらげる働き』、『肉や魚の生臭さを消す働き』などです。

 また、醤油には『強い殺菌力』があるとされています。そのため古くから、魚や肉を醤油に浸して、“づけ”にして保存する知恵が伝えられています。こうしたいくつもの働きから、醤油は“万能調味料”と呼ばれています。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

ニッポン放送ほか全国ネット

FM93AM1242ニッポン放送 月〜金 朝7:37から(「飯田浩司のOK! Cozy up!」内)


Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る