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将来的に無人運転も視野に JR東日本、常磐線に自動列車運転装置を2020年度末に導入

常磐線の綾瀬から取手の区間で導入します。

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 JR東日本・常磐線で、2020年度末に自動列車運転装置(ATO)が導入されます。常磐線で使用している車両「E233系」に搭載される予定で、将来的には無人運転による運行を目指します。

JR東日本
常磐線(各駅停車) E233 系

 自動列車運転装置を搭載したE233系が運行するのは、東京都足立区にある綾瀬駅から、茨城県取手市にある取手駅までの区間。各駅停車の車両に限定されます。

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常磐線の各駅停車車両が対象

JR東日本
自動列車制御装置(ATC)の速度制限内で自動運転を実施

 自動列車運転装置は、列車衝突や速度超過を防ぐ自動列車制御装置(ATC)と連携させて、既定の速度を超えないように列車の加速・減速をコントロールし、定位置に停止するよう制御する装置で、すでに東京メトロや都営地下鉄、金沢シーサイドラインなどで導入されています。

 JR東はサービスや安全、保守などの側面から「スマートトレイン」を目指す取り組みを進めています。2018年には山手線で「E235系」を使用した自動列車運転装置の導入試験を実施しているほか、運転台の前方に直接、運転に必要な情報を投影するヘッドアップディスプレイの視認性試験も実施しています。

 同社は自動列車運転装置の導入により、将来的には運転士が乗車しない無人運転を目指しています。

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山手線 E235 系

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ヘッドアップディスプレイのイメージ

(カナブンさん)

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