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「Windows7」と「Windows Server 2008 R2」の延長サポート終了に向け注意喚起 2020年1月以降の対応策は?
無料テクニカルサポート・ソフトウェアアップデートおよびセキュリティアップデートは行われなくなります
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米国時間2019年10月17日、US-CERT(米国コンピュータ緊急事態対応チーム)がWindows7とWindows Server 2008 R2の延長サポート終了についての注意喚起を公開しました。
2020年1月14日以降、Windows7とWindows Server 2008 R2に対して、無料テクニカルサポート・ソフトウェアアップデートおよびセキュリティアップデートは行われなくなります。 サポート終了後も当該製品を使用した場合、マルウェアへの感染や情報漏えいなどの被害を受ける可能性が高まります。
US-CERTが推奨する対策
- OS のアップグレードを実施する
- 影響を受ける範囲を特定し、アップグレードしない場合のリスクアセスメントを行う
- サポートが継続されている OS もしくはクラウドサービスへのシステム移行を検討する
- アップグレードできない場合には、有償サポートが可能かマイクロソフトに確認する
US-CERT「現在使用中のシステムを確認し、該当するシステムがある場合には、計画的に対応をとることを推奨する」としています。
またマイクロソフト社もサポート終了について告知しており、移行に関する問い合わせの専用窓口を用意しています(0120−41−6755/9:00〜17:30 土日祝日)。
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