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日本海軍軍艦「加賀」発見 「赤城」ラシキ艦影モミユ【画像12枚】(2/2 ページ)

同時に「赤城」らしき艦も発見! 【追記】ただし赤城の撮影は「断念」との報。残念

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同時に、「赤城」らしき艦も発見……!

 同チームは、同じ捜索で発見した「別の艦影」も公開しています。艦名はまだ明らかになっていませんが、その大きさを公開している画像でソナーに写った艦影のサイズは全長262.05メートルとしています。

 ミッドウェー海戦で沈没した大型艦は、日本海軍の航空母艦である加賀に赤城、蒼龍、飛龍、そして、米海軍の航空母艦ヨークタウンがあります。蒼龍は全長は227メートル、飛龍は全長222メートルなので、やはり加賀と同じミッドウェー海戦で沈んだ赤城(記録上の全長は260.67メートル)である可能性が高いと思われます。


沈船捜索チームが公開した「海底で発見したもう1隻」のソナー艦影

左下にある全長の測定値には「262.05m」とある

<10月21日15時 追記>:発見艦は「赤城」と断定

 2019年10月21日14時20分頃、「RV Petrel discovers the IJN Flagship AKAGI, October 20th, 2019(RV Petrelは2019年10月20日に日本海軍旗艦「赤城」を発見)」とのコメントとともに追加写真を公開しました。

赤城 発見
発見した「赤城」とされる艦影。測定値は「260.967m」とある
赤城 発見
発見した「赤城」とされる艦影。水深は「5346m」とある

<10月22日13時 追記>:「赤城」撮影は断念 次は鳥海、筑摩、鈴谷へ

 その後、RV Petrelは、赤城の探査を実施していた無人潜航艇が「ダメージを受けて映像の撮影ができなかったこと」と、RV Petrelがミッドウェイ海域を離脱したことを日本時間の10月22日11時48分にFacebookの投稿で明らかにしました。

 併せて、同日中に加賀の追加映像を公開することと、次の探査はサマール沖海戦海域で実施することも予告しています。サマール沖海戦では日本海軍の巡洋艦「筑摩」「鳥海」「鈴谷」と米海軍護衛空母「ガンビアベイ」と駆逐艦「ジョンストン」「ホエール」「S.B.ロバーツ」が沈没しています。

長浜和也

 IT記者は仮の姿で本業は船長(自称)。小型帆船を三浦半島の先っちょに係留する“一人旅”セイラー。伊豆諸島を旅するため、学連経験やクルー修行をすっとばして、いきなり1級船舶免許を取得してヨットに乗りはじめて早20年。かつて船で使うデジタルガジェットを紹介する不定期連載も。

 →「海で使うIT」


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