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台風でイベントが中止になったら、参加者はどうすればいいの? 「COMIC CITY SPARK14」振替対応、赤ブーと弁護士に聞いた(2/3 ページ)

「返金しない」という規約があったら、中止でも返金は求められない?

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――「COMIC CITY SPARK14」13日Day1の中止に関して、振替などの対応を決めた経緯をあらためて教えてください。

 公式twitterやサイトで発表されているものが全てですが、参加要項に基づいて対応を決めました。赤ブーブー通信社では、サークル代の返金はないと一貫してご案内しています。振替対応については、イベントの規模の大きさを加味して決定しました。イベントのために作品を準備していた参加者の方に、再びイベントに参加してほしいという気持ちから、このような対応になりました。

――2011年の東日本大震災で中止になったイベントでは返金対応をしています。参加要項の「天災に関しては返金を行わない」という項目はいつごろ追加されたものですか。

 2011年の震災の後に要項を見直して追加されたものです。顧問弁護士などと協議の上でできた項目です。

――ネット上で、一連の対応が賛否両論となっていますが、そういった意見については把握していますか。

 直接、電話やメールなどでご意見をいただいています。振替対応などもそれを受けて決定しました。郵便為替に関しては、オンライン環境がなく、振替コードを使用できない人の声を受けて決定したもので、参加要項通り、返金ではなく、あくまでも振替の対応です。

他のイベントで同様のことが起こった場合は?

 今回の「COMIC CITY SPARK14」の中止はこのような対応がなされましたが、天災によるイベントの中止は、同人誌即売会だけでなく、さまざまなイベントで起こるものです。このような場合、参加者は振替や返金などの対応を求めることはできるのでしょうか。

 ねとらぼ編集部では、グラディアトル法律事務所の井上圭章弁護士に今回の事案について見解を聞きました。

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