スマホ決済サービス「メルペイ」で、友達招待で1人当たり最大1億円相当のポイントを付与する「友達招待キャンペーン すすメルペイ第2弾」が11月6日から開始されています。母体となる「メルカリ」のユーザーを中心に、若年層の利用を促すねらいです。
メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」などに導入されているキャッシュレス決済サービス。メルペイのユーザーを増やすための「友達招待キャンペーン すすメルペイ」は今回で2度目で、前回の「すすメルペイ」キャンペーンでは、キャンペーン期間内にメルペイに登録をし、本人確認をしたユーザーは10万人を超えています。
今回の「すすメルペイ」キャンペーンは、期間中に「メルカリ」アプリの登録をしている人から招待コードを受け取った方が、初めてメルペイの「本人確認」をすると、招待した人、された人それぞれに1000ポイントが付与されるというもの。
友達は何人でも招待することができ、招待した人がもらえるポイントの上限は、1人当たり期間中合計1億ポイントまでとなっています。1億ポイントを獲得するには、10万人の招待が必要ですが、なかなか太っ腹なキャンペーンだと言えます。
「PayPay(ペイペイ)」や「LINE Pay(ラインペイ)」などのサービスが割拠し、世間的に認知度の高くなってきたキャッシュレス決済。しかし、ビッグローブ株式会社が3月に実施した「キャッシュレスに関する意識調査」では、キャッシュレス決済を「利用している」と回答した20代の割合は、意外にも全世代で最も低く、49%と半数を割っています。
「メルペイ」の母体である「メルカリ」は10代〜30代の利用者が約7割。「すすメルペイ」キャンペーンでは、キャンペーンキャラクターに若い世代に人気の動画クリエイター「HIKAKIN」「はじめしゃちょー」と、歌手の「きゃりーぱみゅぱみゅ」を起用しており、まだキャッシュレス決済サービスを使用してない若年層を取り込もうという意図が伺えます。
「友達招待キャンペーン すすメルペイ第2弾」公式キャンペーンページ
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