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「4分間のマリーゴールド」4話、福士蒼汰と菜々緒がついにキス! 桐谷健太は悩み、横浜流星は蚊帳の外(2/2 ページ)

やっぱり横浜流星くんをもっと出したほうが……。

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藍くんはずっと蚊帳の外

 一方、同じクールで「ホームドラマの復権」を打ち出しているドラマ「俺の話は長い」には、家長らしき父の存在がいない。筆者が「令和最初のホームドラマ」と書いた「きのう何食べた?」にも、もちろん家長はいなかった。ぶっちゃけ、家長なんていないほうが家族はスムーズに進んでいくように見える

 もはや家長という存在は、個人の生き方が尊重され、家族のあり方が多様化している現在において、無用の長物と化していると言っていい。だが、自分を犠牲にしてまで幼い弟や妹の面倒を見続けてきた廉を支えてきたのは「家長」という言葉だった。

 廉は家長という存在に迷いつつも「良かれと思って」やってきた。もはや「良かれと思って」他人におせっかいを焼くこと自体が古臭い価値観なのかもしれないが、家族を守るために悪戦苦闘してきた彼に同情する視聴者も少なくないかもしれない。

 「家族」と「恋愛」という2つの相反する要素を抱えてしまった花巻家。しかし、藍くんはずっと蚊帳の外だった……。もっと話に入れてあげてよ! 第5話は今夜10時から。

大山くまお

ライター。「文春野球ペナントレース2019」中日ドラゴンズ監督。企画・執筆した『ドアラドリル』シリーズ発売中。

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