advertisement
アイドリングストップからのエンジン再始動に「ISG」を使うため
動画が取得できませんでした
ワゴンR TVCM「はじめてのドライブ」篇 30秒(YouTube/スズキ公式)
その秘密は、6代目ワゴンRの一部グレード(HYBRID FZ、HYBRID FX)に搭載する「マイルドハイブリッドシステム」にあります。
マイルドハイブリッドとは、通常のガソリンエンジン車の電気系統に最小限の改良を加え、小型の補助モーター/強化したオルタネーターを搭載して効率向上を目指すハイブリッドシステムのことです。専用設計のハイブリッド(ストロングハイブリッド)車のようにモーターのみで走行できるほどの大きな出力向上は難しい一方で、小型軽量で、既存車種にも比較的小規模な改良やコストで導入できるメリットがあります。
6代目ワゴンRのHYBRID FZやHYBRID FXには、マイルドハイブリッドのためのISG(モーター機能付き発電機)を搭載します。アイドリングストップからの復帰時にはこのISGを使ってベルト駆動でエンジンをかけるので、セルモーターが発生するキュルキュル音はしないのです。
なお、アイドリングストップからのエンジン再始動ではなく、乗り込んで最初にエンジンをかけるときにはセルモーターを使うので「キュルキュル言います」。冷間始動にはISGでは力が足りないことがあるので、セルモーターは残されています。
いずれ技術が進歩すれば完全に「キュルキュル言わない」ようになる日が来るかもしれません。その前にEVが当たり前になって、そもそも「キュルキュル言わない」ようになるのかもしれませんね。皆さんは「キュルキュル」好きですか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- さすがスズキさん! オランダスズキ発「スイフトスポーツ・カタナ」が激シブすぎて困る
まさかの「刀」コラボ。【写真43枚】 - スズキ、登場40周年記念の「アルト」発売 特別仕様車で95万円台から
100万円以下って久しぶりに見ました! - BSGって何だ? メルセデス・ベンツ Eクラスにマイルドハイブリッド「BSG」搭載の新モデル
1.5リッターターボで721万円から。 - お値段たったの17万円!? スズキ、インド生まれのスポーツバイク「GIXXER SF」リニューアル 250ccのプレミアムモデルも設定
隼とGSX-Rの系譜を継ぐスポーツバイク。 - スズキ、“変形”する小型スポーツPHEV「WAKUスポ」を世界初披露 東京モーターショーで展示【写真39枚】
「ワクワクスイッチ」で変形・変身するそうです。ど、どういうこと?