スズキは6月13日、軽自動車「アルト」の誕生40周年特別モデル「Lリミテッド」を発売しました。
アルトは1979年デビューの軽自動車。これまで40年、運転のしやすさ、使い勝手、経済性、求めやすい価格で、8世代にわたって展開されてきた「ザ・ニッポンの軽自動車」の一つといえる歴史的車種です。国内累計販売台数は2019年3月末時点で514万台。スズキ車で国内最多です。
今回のLリミテッドは、アルトの誕生40周年を記念した特別仕様車です。アルト「L スズキ セーフティ サポート装着車」をベースに、人や車を検知して衝突被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート」や、踏み間違いによる急発進を防ぐ「誤発進抑制機能」などの安全走行支援装備を搭載しながら、2WDのベースモデルで「95万5800円から」(税込、以下同)と100万円を切る価格を実現しました。
ボディーカラーは特別設定の「ブリスクブルーメタリック」をはじめ、全5色。インテリアもブラックで統一した「インパネカラーパネル」や、メッキの「サイドドアハンドル」、ピアノブラックの「ドアアームレスト」などの特別装備とともに、専用の「40th Anniversaryエンブレム」をバックドアに装着します。
価格は2WDモデルで95万5800円から、4WDモデルで106万3800円からです。軽自動車の多くは100万円超え、中には軽なのにオプションによって200万円を超える車種もあるなど、軽自動車(というか自家用車全般)の販売価格帯が年々上がりつつあります。通常モデルのアルトは84万7800円からとそもそも低廉ですが、安全走行支援機能をしっかりと備えながらの95万円台という価格設定は何だか久しぶりに見た気がします。
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