東京ディズニーランドで15年にわたって愛された「ワンマンズ・ドリーム2」終了 最終公演に「ありがとう」「お疲れ様」の声(1/2 ページ)
多くの人の心に残るショーでした。
東京ディズニーランドのショーベースで公演されていた「ワンマンズ・ドリーム2−ザ・マジック・リブズ・オン」(2はローマ数字)が、12月13日、15年と164日の歴史に幕を下ろしました。SNSでは、ショーの終了を惜しむ声と、思い出のエピソードが多数投稿されています。
「ワンマンズ・ドリーム2」は、1人の男=ウォルト・ディズニーが作り出した世界を、音楽と共に鮮やかに描き出すエンターテイメントショー。1988年から1995年に上演された「ワン・マンズ・ドリーム」をリメイクしたもので、ミッキーマウスやミニーマウスのほか、ジャングル・ブック、ピーター・パン、バグズライフ、ヴィランズ、ディズニープリンセスなど、ディズニー映画のスターたちが次々と登場します。
モノクロのミッキーとミニーがキスをすると、手に持った花から世界がカラーに変わっていくオープニングシーンはあまりにも印象的で、いつの日もパークを訪れるゲストを一瞬で夢の世界に引き込んでくれました。
15年の長さにわたって公演されたショーは、東京ディズニーリゾートの中でも珍しいもの。パークを訪れた際の思い出に残っているという人も少なくなく、このショーの終了はディズニーファンだけでなく多くの人に衝撃を与えました。
SNSでも公演終了を惜しむ声が多くあがり、公式にも「フォーエバー“ワンマンズ・ドリーム2”」と題したキャンペーンがスタート。スペシャルグッズの発売のほか、抽選で「ワンマンズ・ドリーム2」のラストシーンでつかわれている舞台装飾の一部が当たるキャンペーンが実施されました。
また、10月15日からはショーの最後にカーテンコールを実施。12月13日のフィナーレに向かってショーを盛り上げ、しっかりとおくりだそうという姿勢に、ディズニーファンは大きく心を動かされました。
ショーの終了が近づくにつれ、Twitterでは「#ありがとうワンマンズドリーム」のハッシュタグに思いをつづった文章やショーの写真が多数投稿されるなど、新たな活気を見せています。
18時30分から公演された最終回の前には、ショーベースの前には会場に入りきらないほどのファンがつめかけました。最終日の公演を見た人からは、「15年間ありがとう!」「1番好きなショーでした」「無事完走してよかった」といった声があがり、いつもそこにあった「ワンマンズ・ドリーム2」の夢があふれた世界と、その別れを噛みしめる人が大勢見られました。
東京ディズニーリゾートは、2020年4月15日の東京ディズニーランド新エリアのオープンのほか、8年以上にわたって公演されている東京ディズニーシーのショー「ファンタズミック!」が2020年3月25日に終了するなど、大きな変化の時を迎えています。
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