「鬼滅の刃」「ガルパン」「NARUTO」など痛車ずらり 米ニューヨークのオタクイベント「Anime NYC」に行ってきましたレポ(1/2 ページ)
マンハッタン島に集まった痛車を見てきました。
2019年11月15日から11月17日にかけて、米ニューヨークで開催されたアニメコンベンション「Anime NYC」に集まった痛車を紹介していきます。
だい プロフィール
アニメや漫画、コスプレ、痛車などを扱うブログ「なんだかおもしろい」管理人。日本だけでなく、東南アジアや北米、欧州など海外のオタクイベントも積極的に取材。カメラ好き。 Twitter
「Anime NYC」は、2017年にスタートした新興の大規模オタクイベント。今回は「機動戦士ガンダム」で知られる富野由悠季さんがオープニングセレモニーに出席したほか、日本から数多くの声優やアーティストが招かれました。日本のアニメを愛する人たち約3万6000人(3日間)が来場したそうです。
そんな「Anime NYC」の会場には10台ほどの痛車が集まり、来場者たちから大きな注目を集めていました。
アメリカでは痛車が集まるイベント自体がそもそも少なく、またニューヨークではAnime NYC以外にアニメコンベンションと呼ばれるイベントがありませんでした。そのためたくさんの来場者がめったに見られない痛車を眺めて、キャラクターのラッピングが施された美しいデザインに感動していました。
さっそく現地で撮影した痛車の写真をご紹介していきましょう。
ニューヨークのアニメイベントで見かけた痛車
オリジナルのアニメウェアを展開するValezaブースでは、「冴えない彼女の育てかた」と「IS<インフィニット・ストラトス>」の痛車を展示。Valezaはさまざまなアニメコンベンションに出展しているメーカーで、痛車とコスプレイヤーを呼ぶだけでなくDJブースまで設けて、痛車を中心にホール空間を作り出すパリピ感のあるブース展開で知られています。
日本で流行している「鬼滅の刃」の人気も高く、リアルタッチな竈門禰豆子仕様のトヨタ車2台が会場内に並べられていました。
ちなみに海外の痛車でよく見かける「SENPAI SQUAD(センパイ分隊)」は、アパレルを宣伝するために生まれたアメリカの痛車とモデルの総合チーム。このチームに属している痛車オーナーは非常に多くて、現地では知名度も高いです。「センパイ分隊」ってどんな意味なんだろう……。
また、イベント2週間前に米国アトランタで開催されたアニメコンベンション「Anime Weekend Atlanta」でも見かけた「ガールズ&パンツァー」痛車オーナーも参加していました。(関連記事)
ニューヨークとアトランタは約1400キロ離れていることを考えると、かなりの強行軍ですね。
ほかにも、「撮影して!」と強いアピールを受けたのは「NARUTO -ナルト-」仕様の痛車。アメ車の代表格であるダッジに主人公・うずまきナルトと九尾の尾獣「九喇嘛(くらま)」を、アグレッシブなカラーリングで描いたデザインはとてもクールでした。
また、海外でも人気の高い「頭文字D」藤原とうふ店仕様のトヨタ 86、同じく「頭文字D」高橋啓介仕様のRX-7、トヨタが北米で展開していたブランド・サイオン(トヨタ86)に初音ミク(レーシングミク)を描いた痛車もありました。
日本にも劣らない素敵な痛車の数々ながら、日本とは違った雰囲気を感じられました。これからも素敵な痛車に出会うべく、2020年も各地のいろんなイベントを追いかけていきたいと思います。
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