トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」は2020年1月15日、中国・北京で同ブランド初となるミニバン「レクサス LM300h」を2月24日に発売すると発表。販売は中国で先行的に行われ、価格は通常モデルが116万6000人民元(約1860万円)、上位モデルとなるロイヤルエディションが146万6000人民元(約2340万円)であることが明らかになりました。
レクサスLM300hは、トヨタの高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」をベースにした新型モデル。レクサスらしい高級感のあるデザインや装備を施したラグジュアリーなクルマで、レクサス初のミニバンとなっています。
レクサスの伝統であり、ブランド共通のデザインアイコンでもある「スピンドルグリル」のほか、3連ヘッドライトとL字型LEDライトを備えた迫力のあるフロントマスクが特徴で、2.5リッターのハイブリッドエンジンを搭載。3列シートの7人乗り仕様を基本モデルとしつつ、2列シートの4人乗り仕様の上位モデル「ロイヤルエディション」も用意しています。
基本モデルにはヒーター付きハンドル、独立制御型3Wayエアコンのほか、ルーフに可動タイプの13.3インチモニターつきオーディオ&ビデオシステムなどが搭載されます。
ロイヤルエディションには、電動スライドドアやリクライニングシートのほか、前後の席間に設けられたパーテーションと一体型となる26インチ大型ディスプレイシステム、ワインセラーなどを装備。ウインドウに防音ガラスを採用するなど、ハイエンドな空間作りを重視した内装となっています。
レクサス LM300hは中国向けに先行販売され、一部アジア市場に向けても展開される予定。日本など、中国以外の地域での展開について詳細は明らかにされていません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.