ドイツ原産の大型犬で、スタミナ抜群の犬種、ワイマラナー。飼い主さんたちの多くは、「もうワイマ以外は飼えない!」と口をそろえて言います。そんなワイマラナーの魅力とは一体どんなところにあるのでしょうか。
今回は、決して楽とは言えないワイマラナーとの暮らしや、その性格について、飼い主さんの本音を聞いてきました。
飼い主さんのストーカー犬!?
飼い主さんの話を聞く中で、「ストーカー犬」というワードが共通して出てきました。飼い主さんを好きすぎるその性格について、1歳の女の子ロミーちゃんの飼い主さんのromy_meerさんは、「飼い主が大好きすぎるところは魅力でもありますが、お留守番や待つことが苦手になってしまうと、大変かもしれませんね」と話していました。
また、3歳の男の子、ラスティ君の飼い主さんのChebiさんは、「どこに行っても、私について回りますね。あとは怖がりなところがあって、お散歩コースに見慣れないものがあったりするとビビります。
うちの子は音に敏感で、先日は太鼓の音に逃げ回りました。そんなところもちょっとマヌケな感じで毎日楽しいですよ」と話しています。りりしいその姿とは裏腹に、とっても甘えん坊で怖がりなところが、飼い主さんの心をつかんでいるのかもしれませんね。
賢すぎるがゆえに一筋縄ではいかないところも
古くから人間のパートナーとして狩りなどで活躍してきたワイマラナー。その賢さがゆえに、苦労もあると、飼い主さんは語ります。
romy_meerさんは、「賢くて頭をつかいますし、しつこいくらいに諦めない性格。身体が大きくかなり力が強いので、きちんと服従訓練をしようという心掛けのある方でないと、振り回されて大変だと思います」と話しています。
また、なぎちゃんの飼い主のnagispawさんは、「この犬特有の“飼主への執着”から、お留守番が苦手な子も多いです。野生的で身体能力が高いところは、ワイマラナーの魅力でもあり、大変なところでもあります。猟犬の本能や、高い瞬発力があるので、犬に悪気がなくても小さい犬や子どもなどを倒してしまったりと、問題も出てきます」と、その難しさについて教えてくれました。
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