学校の工作などでも使用される、黄色と黒に「セメダインC」とオレンジ色で書かれた工作用接着剤。この商品名について、セメダイン社が「セメダインC」ではなく、「C」だと投稿してTwitterで衝撃が広がっています。
同社によると、会社名であると同時に接着剤ブランドである「セメダイン」に、「スーパーX」「木工用」など、それぞれ名前のついた商品があり、「C」もその一つ。そしてなぜ「C」なのかについては、「先にAとBがあったからです」と、さらに衝撃の事実を明らかにしています。公式サイトでも確かに「C」のみ。知らなかった……。
ちなみに「A」と「B」は、Cが発売される前の1938年ごろに販売されていたそうです。また、セメダインの公式Twitterアカウント(@cemedinecoltd)のアイコン「C」は、CEMEDINEのCとのこと。
その他「セメダイン」という社名の由来についてもツイートしており、「当時の市場を席巻していた『メンダイン』という接着剤を国産品で攻め出そう!(※海外製品に打ち勝とうとの闘志を込めて)というところから、セメダインと名前がついたと言われています」と、こちらの事実もインパクトを与えています。なお、もう1つの由来は、接合材であるセメント(CEMENT)と力の単位を表すダイン(DYNE)との造成語で、「強い接合・接着」という意味が込められていることが公式サイトで語られています。
今回のツイートは4万リツイートと10万を超えるいいねを集める反響を呼び、「まじか!」「知らなかった…」と驚く声、また他にも「セメダインが商品名だと思ってた!」という声も多いようです。とは言え、「C」だと検索時などに見つけられないので、店員さんに場所を聞く時なども「セメダインC」と呼ぶのがベターだと公式Twitterの中の人が伝えています。
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