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フェラーリ打ち破った名車「GT40」をオマージュ フォード「GT」がアップグレード、スペックアップとルマン優勝マシン再現カラー追加など(1/2 ページ)

素材のカーボンファイバーにクリアコート塗装を施した「リキッドカーボン」も登場。

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 米国の自動車メーカー「フォード」は、高性能スポーツカー「フォード GT」のアップグレードを発表。スペックアップの詳細と新たに設定されたカラーリング2種が明らかになりました。

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フォード「GT リキッドカーボン」(写真:米フォード、以下同)

 フォードGTは、かつてル・マン24時間レースで優勝するため、巨額の資金を投じて開発したGT40をインスパイアして作られたスーパーカーです。今回のアップグレードにより、フォードGTの出力は最高669馬力まで向上。さらにサーキット専用マシンとして作られた「GT Mk II」(関連記事)を参考に、エンジンの冷却性能なども向上しています。

 また、今回の新モデルから特別なカラーリング2種が追加されます。素材のカーボンファイバーに直接クリアコート塗装を施した「フォード GT リキッドカーボン」と、ルマン優勝マシンのカラーリングを再現した「GT ガルフレーシング ヘリテージ」です。

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真っ黒なカーボンファイバーが圧倒的な存在感を出します

 リキッドカーボンは、ボディだけでなく、ホイールもカーボンファイバー製となり、車体全体で黒々としたカーボンファイバーが強調されています。

 ガルフレーシング ヘリテージ」は、1968年から1969年にかけて「ル・マン24時間レース」でフォードが2連覇を果たした時に使用されたGT40のカラーリングをオマージュしています。フロントや車体側面には優勝したGT40に付いていた車体番号「6」も描かれています。

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フォード「GT ガルフレーシング ヘリテージ」

 アップグレード版フォード GTはすでに生産がスタートしていますが、2022年には生産終了すると予告しています。



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