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新型コロナウイルスの影響でリモートワークが広まるなか、ビデオ通話中に自分の映像へスーツの画像をかぶせ、体裁を取りつくろえるARアプリが開発されました。これならカジュアルな部屋着で楽に参加できる(?)。
Twitterユーザーのなかひこくん(@takanakahiko)さんが開発し、GitHubで公開したアプリ。カメラ映像から検知した話者の顔に、スーツ姿の画像をかぶせる仕組みです。首のつなぎ目に少し違和感はあるけれど、うまくハマればいい感じ。
ただし、画像の範囲は首から胸あたりまでで、映像が証明写真風になるような努力は常に必要。手を伸ばそうものなら、スーツを突き破るようにニョキニョキ手が生えてマッハでバレます。
開発者を取材したところ、きっかけは「Web会議なのにスーツを着ないといけない」「就活にて通話をするときにスーツを着るように言われた」といったケースをTwitterで知ったこと。プロダクト名の「web-demo-suit」は「デモンストレーション」の意味でありつつ、「Webでもスーツ」としゃれているのだそうです。うまいっ。
開発意図としては、「新型コロナウイルスの影響で明らかになった、日本の変な文化に対する皮肉といった意味合いが大きい」とのこと。リプライではネタとして楽しむ人も多いですが、「画期的」「女性用も欲しい」と、前向きにとらえる人もみられます。
動画提供:なかひこくん(@takanakahiko)さん
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