新型コロナでレース中止が相次ぐF1、急遽「公式e-sportsグランプリ」開催決定 プロドライバーがビデオゲームでガチンコ勝負
プロドライバーってゲームもうまいのかな?
新型コロナの影響でレースの中止や延期が相次いでいる国際モータースポーツ「フォーミュラ1(F1)」より、レースの代替イベントとしてビデオゲームを使ったe-sports大会「バーチャル・グランプリ・シリーズ(V-GP)」の開催決定が発表されました。
バーチャル・グランプリ・シリーズとは、F1公式ビデオゲームである「F1 2019」を使って、F1ドライバーやゲストドライバーが対戦を行い、その様子をF1公式YouTubeチャンネルやTwitchなどで配信するというe-sports大会です。
レースで使用するマシンは各種設定をゲームに不慣れなドライバーを考慮したものとなり、性能に関わるセッティングなどは全ドライバーでセットアップは共通のものを使い、ゲーム内のマシンがウォールや他マシンと接触したときに発生する損傷も控えめに設定されます。周回数は通常の半分ほどとなる予定。
第1戦は日本時間で2020年3月23日4時からスタートします。以降の開催予定は5月末まで決まっていますが、詳細は調整中で順次F1公式サイトなどで発表される見込みです。
世界最高峰と称される「F1」のドライバーたちが、ビデオゲームではどんな走りを見せてくれるのか。楽しみですね。
ちなみにレッドブル・ホンダ所属のドライバー、マックス・フェルスタッペンは、つい先日にプロゲーマーが多数参加するe-sports大会に参加しています。ニュルブルクリンク(ドイツ)を舞台にタイムを競い合いましたが、惜しくも11位という記録でプロゲーマーに敗退しています。その時の配信は現在も公開中なので、興味がある人はチェックしてみては。
なお現在F1のシーズンカレンダーでは、シーズンの開幕戦となる予定だったオーストラリアGP、バーレーンGP、ベトナムGP、中国GP、オランダGP、スペインGP、そして第7戦のモナコGPまでを対象に、延期および中止が決まっています。
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