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カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」を出版するWizards of the Coastは、「ゴジラ」シリーズとコラボしたカードに、「死のコロナビーム」の記載があると明らかにし、削除・変更を行うと発表しました。
当該のカードはスペースゴジラをあしらったもので、カード名は「死のコロナビーム、スペースゴジラ」と記載されています。コロナビームはスペースゴジラのビーム兵器として映画に登場したもの。
Wizards of the Coastは、カードが完成したのは数カ月前で、当時「世界はまったく異なる状況でした」と説明。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大で、「コロナ」という言葉が別の意味を帯びるようになった時点で、カード名の印刷変更は不可能だったとしています。
このためスペースゴジラのカードを含む「イコリア:巨獣の棲処」の初版(4月17日発売)はこのカードを含んだまま出荷。「可能な限りの方法で段階を追って当該カードの削除と変更を行う」予定としています。再販ではこのカードを削除し、PCゲーム「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ」ではカード名を「虚空の侵略者、スペースゴジラ」に変更、オンラインゲーム「Magic Online」ではこのカードは出現しない予定。
「この状況の中で私たちが大切にしているのは、皆さまの健康と安全です」とWizards of the Coast。同社は感染防止のため、イベント変更などの対策を行っています。
「イコリア:巨獣の棲処」予告映像
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