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ビー・エム・ダブリュー(以下、BMW)は、小型ハッチバック「1シリーズ」にクリーンディーゼルエンジンを搭載した新モデル「118d」を発売しました。価格は385万円(税込、以下同)からです。
1シリーズは、BMWのエントリーモデルと位置付けるハッチバックです。2代目まではCセグメントハッチバックとしては希少なFR(フロントエンジン・リアドライブ)車として知られていましたが、2019年にフルモデルチェンジした3代目(F40型/関連記事)では駆動系を刷新し、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)に方針転換。FF車特有のアンダーステアを抑える「タイヤスリップ・コントロール・システム」などの機能によって、伝統のFRから脱しながらもBMWらしいキビキビした走りをキープするとしています。
2019年秋の発売当初、日本仕様モデルは1.5リッター直列3気筒(118iなどに搭載)と2リッター直列4気筒(M135i xDriveに搭載)のガソリンエンジンのみでした。今回追加された「118d」は2リッター直列4気筒のクリーンディーゼルエンジンを搭載します。リッター16.7キロ(WLTC基準)にて、“新型1シリーズで一番燃費性能のいいエンジン”を搭載します。
また、ディーゼルエンジンならではの低回転からの強力なトルクも魅力です。ガソリンエンジン使用の118iは最大トルクは22.4kgf-m(220Nm)ですが、118dは1750〜2500回転の低回転域で35.7kgf-m(350Nm)を発生します。力強い加速をするエンジンを生かして、よりスポーティーな「M Sport」グレードも用意します。
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