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鉄道の3密対策、窓が開かない新幹線や特急車両はどう換気しているのか(2/3 ページ)

空調・換気装置により、常に外の空気との入れ替えを行っています。

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通勤電車も「もともと空調装置を稼働。併せて窓開けやドア開閉で確実性を高めている」

 通勤電車も、もともと空調装置を使った換気を常時行っています。仕組みは在来線の特急車両と同じです。

 空調装置によって雨天時・荒天時などでも窓を開けずに換気ができます。都市部の通勤電車は特急列車などより乗車率が高くなるので、窓を開ける換気も併せて行って効率や確実性を高めています。

鉄道 新型 コロナ ウイルス 3密 換気 新幹線 特急 JR
首都圏の通勤電車(京浜東北線 JR東日本E233系)。屋根上の円弧した大型のものが空調装置。外気取り込みも行う(写真:呼んでる渋沢)

他鉄道会社の車両も同様

 JR東日本以外の車両も同様です。

 鉄道車両の換気については国が定めた設計基準があるためです。新型コロナ関連で仮に告知や案内を出していない鉄道会社/車両があったとしても、おおむね同様の仕組みで換気しています。

鉄道 新型 コロナ ウイルス 3密 換気 新幹線 特急 JR
東海道新幹線も同様に空調・換気装置で常に外気入れ替えを行っている(画像:JR東海 Webサイト
鉄道 新型 コロナ ウイルス 3密 換気 新幹線 特急 JR
京成スカイライナーも同様に車内換気装置を常に稼働し、常に外気入れ替えを行っている(画像:京成電鉄Webサイト

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