男子フィギュアスケートの羽生結弦選手が5月6日、日本スケート連盟の公式Twitterの投稿に登場。3本の動画にわたって、2011年3月11日以降の歴代プログラムを地上で踊る姿を披露し、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)終息の願いを発信しました。ネット上では「夢と希望を与えてくれた」「また氷上で見られる日を願って」と感動の声を呼んでいます。
日本スケート連盟の公式Twitterでは、4月21日から「#SkateForward明るい未来へ」をテーマに世界選手権代表選手たちがメッセージを発信してきました。羽生選手の最初の動画では、2011年の「White Legend」、2011年から2012年の「悲愴(ひそう)」「ロミオ+ジュリエット」、2012年から2013年の「ノートルダム・ド・パリ」と、次々に踊る姿が。続いて、アジア人初の金メダル獲得となった2014年のソチオリンピックで披露した、ショートプログラム(以下SP)の演目「パリの散歩道」、フリースケーティング(以下FS)の演目「ロミオとジュリエット」では、対照的な曲調の振り付けを披露。まるで氷上にいるかのようにしなやかな動きでみせており、2014年から2015年の「オペラ座の怪人」では、迫力のある演技で締めくくっています。
2本目は、2014年から2016年の「The Final Time Traveler」からゆっくり美麗にスタート。2015年から2016年の「天と地のレクイエム」、2016年から2017年の「Let's Go Crazy」「Hope&Legacy」とバラードが連続し、腕を大きく使ってのびやかに魅了。さらに、羽生選手が男子としては66年ぶりの五輪連覇を達成した平昌オリンピックで披露したSP演目「バラード第一番」で一気に空気をピリッと締め、エキシビション演目「Notte Stellata(The Swan)」では、美しく優雅に回転しています。
そして3本目の動画では、2018年から2019年の「Otonal(秋によせて)」「Origin」で緊迫感のある始まりから一転し、「春よ、来い」で桜をほうふつとさせるようなはかない美しさを体現。ラストは、平昌オリンピックのFSで多くの感動を呼んだ「SEIMEI」で見る人をグッと引き込み、印象的な腕を挙げる振付で、華麗に終焉(しゅうえん)。これまで羽生選手が届けてきた名場面が一気に見られるような内容となっていました。
動画に寄せられたコメント欄には、「感無量」「夢と希望を与えてくれた」「地上の舞でも美しい」「羽生選手の歩んできた道のりを思い、涙があふれました」「素晴らしい歴史を見ることができて感動」「力強いメッセージをありがとう」と華麗に舞う羽生選手に魅了された人のコメントが殺到。「羽生選手、元気そうでよかった」「また氷上で見られる日を願って」「新たなプログラムを披露されるときを楽しみにしています」と羽生選手の演技を再び氷上で見られることを祈願する人の声もみられました。
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またやってほしい……。